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Channel: スポーツナビ+ タグ:有馬記念
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I♡有馬記念!2015〜未年の有馬記念「羊」といえば...

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いよいよ年末の風物詩「有馬記念」。正直、「今年は特に好きな馬もいないしテキトーに買っとくか」なんて思っていたのだが、やはり有馬と聞くとそうすましてはいられなくなってくる。わたしは2003年からほぼ隔年で有馬記念は現地観戦(2005年は中山に行く予定だったが、のっぴきならない事情があって中京裏開催に変更)。2003年は指定席が当たり、2007年はマツリダゴッホの勝利に呆然とし、2009、2011、2013年はドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟に声援を送ってきた。隔年の法則通り今年も、とも思ったが、今年は家でゆっくりTV観戦にする。何と言っても、あのオケラ街道がキツいの何のって。船橋法典もあるけど、いつも人の波に流され結局西船橋までのオケラ街道を歩くはめに。わたしが行ったことのある他の競馬場と比べてもあんな不便なこともないね。仮に大儲けしたとしても東京駅にたどり着くまでがしんど過ぎるのだ。まして負けていようものなら...と中山競馬場のディスりは程々にしておいて、今年の予想をば。今年の一番のポイントはやはり引退レースを迎えるゴールドシップということになるだろう。皐月賞は他馬が荒れている内を避ける中、3、4コーナーで内を突いてワープして来たように先頭に立ったり、わたしが現地観戦した菊花賞は後方からまくって一気に先頭に立って押し切ったり、古馬になってからは気分屋の性格が強くなり、買わないと圧勝されたり、買うと不可解な負け方をされ、とにかくこの馬に翻弄されることが多かった。今年は苦手とされた京都競馬場の春の天皇賞を勝った後、3連覇のかかった宝塚記念はゲートで暴れ惨敗。ぶっつけで出てきたJCは10着と最後までよく分からないことに。有馬記念は過去3年出走し、2012年は優勝、2013年は引退レースとなったオルフェーヴルに大差の3着に敗れ、昨年は凱旋門賞返りの影響もあってか引退レースのジェンティルドンナの3着と、色々ありながらも1、3、3着と3年連続で馬券内には入っているように相性のいい舞台なのは否定できない。今年も一昨年と同じようにJCを叩いての参戦。鞍上は3歳時にこの馬でGⅠ3勝している内田博幸に戻り有終の美を飾るお膳立ては出来ているが、どうも信用が出来ない。この馬に関しては最後の最後まで悩むのは間違いないので、ここでの予想は?にしておく。有馬記念はいわゆる“世相馬券”が注目されるが、皆忘れてしまっているかもしれないが2015年は未年。「羊」といえば、先週終わった「コウノドリ」にも出演していた「吉田羊」をよく今年はTVでよく見かけた。「吉田」と言えば、日本のほとんどのサラブレッドに吉田一族は関わっている。実際、今年の出走馬中、9頭が社台系の牧場で生産されているし、残りの馬も父親が社台系なので、みんな「吉田」がらみなのだが、やはり吉田隼人騎手の乗るゴールドアクターが一番吉田だと思う。昨年の菊花賞は穴馬に挙げられて3着に善戦、その後は無理をせずにじっくりと休養をとって今年の夏の北海道で戦列復帰すると3連勝でGⅡアルゼンチン共和国杯を制覇。父と同じくJC制覇の期待が高まったが、そこは我慢してここ有馬記念に照準を合わせてきたのだ。他馬がGⅠを戦って来る中でこの臨戦過程はプラス材料だろう。菊花賞3着とGⅠでの実績だってあるので格も決して見劣りしない。枠も良い所を引いたしGⅠ「未」勝利の吉田隼人にとって初GⅠの大チャンスではないか。前目の良い位置取りでレースできるのもプラスだと思うので、本命はこの馬に。その本命のゴールドアクターの菊花賞で先着(2着)したのがサウンズオブアース。毎回人気にはなるが重賞は「未」勝利。しかし逆にいえばどんな相手なりにも走るわけだし、絶好調のM.デムーロの手綱でチャンスはないか。秋3戦目で状態も良さそうで重賞初勝利がいきなりグランプリ制覇なんてことも。3番手は非常に迷ったが、桜花賞で本命にしたルージュバックにする。この馬は桜花賞前には「怪物」なんて呼ばれ、どうも人気先行気味で実際にGⅠは勝てずにいる。ただ「怪物」とまではいかなくても能力はあるのは確かだろう。前走のエリ女はやはり休み明けで古馬相手ということでキツかったがそんなに負けてもなく、1回使われて状態はいいだろう。今回は5番人気ということで微妙だが、53キロと斤量のアドヴァンテージが4キロあるのも魅力だし、昨年に続いて戸崎圭太が牝馬で連覇するなんてこともあるかもしれない。後は菊花賞馬のキタサンブラックは得意の中山で好位差しが決まりそう。横山典弘がどんな乗り方をするのか期待と不安は半々だけど。大外を引いてなかったら本命候補にも挙っていたマリアライト。この馬は条件クラスの時から注目していて、春に中山の2500Mを使った時はビックリしたが、その潮来特別を勝ってから本格化しエリ女を勝つまでに。コース実績もあり楽しみはある。その半弟のリアファルは逃げて粘り切れるか。後は今年GⅠ2勝しているラブリーデイはちょっとローテーションが心配だが、池江厩舎隔年勝利の記録を続けることが出来るか。《2015年 有馬記念》◎7ゴールドアクター○9サウンズオブアース▲13ルージュバック☆11キタサンブラック△16マリアライト△12リアファル△4ラブリーデイ×3ラストインパクト×6アルバート注15ゴールドシップきのうの阪神Cは◎○▲で3連単的中!調子のって有馬記念も3連単で勝負。フォーメーションで、◎○▲→◎○▲△☆→◎○▲△☆×。ゴールドシップをどうするかは分からない。アッサリ勝たれる可能性もあるだけに。明日は中山の8RフェアウェルSで吉田隼人の兄吉田豊のクロスボウで儲けて有馬記念に突っ込むというのが理想。クロスボウが1000万下を中山のD1800Mで勝った時は相当強かっただけに、ここは自信あり。レース当日に競馬場で引退式をするというのは、おそらくタイキシャトルが最初だった気がする。その引退レースに勝って有終の美を阻んだのは兄の吉田豊だった(マイネルラヴ)。今度は弟がゴールドシップの引退レースで勝っちまえば良いんだ。ゴールドはゴールドでもゴールドアクターで。では。

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