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Channel: スポーツナビ+ タグ:有馬記念
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オレの有馬2013観戦記/There will be love there〜愛のある場所〜

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多くの競馬ファンが「一度は生で見てみたい」と思うレース有馬記念。わたしが初めて生観戦したのは1998年、グラスワンダーが復活勝利した年(この時11番人気で3着に突っ込んできたのがステイゴールドだった)。その時あまりの人混みに絶句し、馬券も惨敗だったことから「もう二度と来ねえ〜」と思ったのものだ。それから5年後、2003年は指定席が当たったため久しぶりに生観戦。この年は前年2着のタップダンスシチーを自信の本命にしていたが、シンボリクリスエスにぶっちぎられ馬券的にも惨敗。「やっぱ来るんじゃなかった」4年後の2007年は本命候補のマツリダゴッホの評価を下げた挙げ句80万馬券を穫り逃し呆然。「もうここに来るのはやめよう」しかし2009年。ドリームジャーニーの応援のため4度目の生観戦に。ドリームジャーニーのグランプリ連覇を生で見ることができたので気分よく帰れたがあまりの混雑に辟易。「よほど好きな馬でも出ない限り来ない方がいいな」しかし2011年。“よほど好きな馬”が出走することに。その馬は“ドリームジャーニーの弟”オルフェーヴル。有馬記念の馬券は当たらなかったが他で取り返したので「勝つところが見れて良かった」そして今年2013年。オルフェーヴルの引退レースを観に中山へ。時間が経つにつれ人数がある得ないほど増えていき7Rぐらいで黒山の人だかりが観客席を埋め尽くす事態に。なんとかもぐり込んで迎えた有馬記念。スタート後、オルフェーヴルと池添謙一は後方の馬群の中にポジションを取り折り合いを付ける。そして3〜4コーナーに差し掛かったところで先に仕掛けた2番人気のゴールドシップを見ながら進出を開始。あっと言う間に前を行く馬たちを飲み込み直線入り口で早くも先頭に。その後はその姿を観客に焼き付かせるような大楽勝!!!本当に強かった。わたしはオレの有馬1本勝負!〜有馬記念2011→2013〈爻ノ篇〉/life goes onの中で、2003年のシンボリクリスエス並のラストランを見たい。と書いたが、まさにアレに匹敵する勝ちっぷり。本当に良いもの見せてもらった。これだけぶっちぎられれば外した人も文句は言えないパフォーマンスだった。これで「8割」というからもう一度完調の走りを見たかったが仕方がない。最高の終わりかただったのでこれ以上は必要ないか。JC勝って欲しかったけど。馬券は、相手に穴を狙ったので馬単は外れ。2着のウインバリアシオンはオルフェーヴルの引退に合わせるように復帰し、JRAのCMも2000年をフィーチャーしていたので「テイエムオペラオーにはメイショウドトウ」というところから怪しいと思っていたのだが、何で買わなかったんだ。10倍つけば御の字なのに。ダービーも馬単を買わずに失敗したのに反省がなかった。しかし今回は単勝を勝っていたんで取り損ではあるが助かった。最終レースを東西両方当てて取り返せたし良しとしよう。ゴールドシップは3着。よくアレで3着に来たな、と思うが、やはり自力はある。ただムーアが毎回乗れるわけではなくこれからアノ馬を乗りこなせるような日本人は思いつかずトーセンレーヴのように外国人数珠つなぎになりそうなのが心配だ。実はわたしエピファネイアがここに出てきていたら本命はこっちにしていたかもしれない。やはりオルフェーヴルの状態面が心配だったから。しかし、例えエピファネイアやキズナが出走していても今日のオルフェーヴルには叶わなかっただろう。池添謙一は「この馬は世界一強い(オレが凱旋門賞乗れていれば...)」と言っていたが、本当にそう思う。名馬という形容では収まらない強烈な馬だった。ありがとう、オルフェーヴル!!当ブログでは2年前の「ミヤキネン屋」からサブタイトルに曲名を使ってきたが、いつかこの曲を使ってみたいと思いつつ使っていなかった曲があった。それがthe brilliant greenの「There will be love there〜愛のある場所〜」♪大きな曲がり角を 曲がったなら走り出そう とまどうことはもうやめてその先に何が あるのかわからないけど そう 強くあるためにオルフェーヴルの3、4コーナーから直線にかけての光景がこの歌詞がハマったと個人的に思う。そう、そこには愛があったんだぜぇ〜(なつかしのスギちゃんのギャグ)。今日は阪神カップ。オルフェーヴルーウインバリアシオンのラインを見てサダムパテックが怪しい。この世代トーセンラーといいベルシャザールといい個性的な馬が多く凄い。そしてもちろんもう1頭。昨日の池添謙一は有馬記念の騎乗のためだけに中山にやってきた。阪神カップにもここに乗るためだけに阪神にやってきた騎手がいる。それはサンカルロに騎乗する吉田豊。馬番も同じ6番。3連覇を期待したいが、せめて3着には来てください。では。

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