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Channel: スポーツナビ+ タグ:有馬記念
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さらば金髪の悪ガキオルフェーヴル 【有馬記念回顧】

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オルフェーヴル見事引退レースを圧勝で飾りました。オルフェーヴルに関しては何かやらかす面白い馬という印象が強かったです。でもいつの間にかそんなやんちゃな姿は消え失せ大人になり真面目に走るようになりましたね。池江調教師、池添Jが教え込んできたことが実を結んだことによって、この感動的な圧勝が生まれたと思います。来春からは社台SSでの種牡馬生活。SS系でライバルも多いですが、主流血脈がないので配合はしやすそうな血統です。ノーザンダンサーのクロスも発生するので種牡馬としても活躍できるのではないでしょうか。それでは有馬記念回顧です。単勝オッズ1番人気:オルフェーヴル 1.62番人気:ゴールドシップ 4.43番人気:アドマイヤラクティ 14.44番人気:ウインバリアシオン 16.15番人気:トーセンジョーダン 24.8オルフェーヴルが圧倒的1番人気。3番人気以下は離れたオッズとなりました。スタートでダッシュがつかなかったゴールドシップ。しかしムーアJが懸命に押して馬群に取り付く。先手を奪ったのはルルーシュ。逃げる戦法の馬がいなかったので微妙な先行争いになるかと思いましたが自ら先頭に立つ構えを見せました。有力馬の位置取りは2番手にカレンミロティック、先団を見る形の中団の一番前にアドマイヤラクティ、中団外からトーセンジョーダン、中団後ろの方からウインバリアシオンとゴールドシップ、その直後に注目のオルフェーヴルといった並び。まず動いたのがゴールドシップ。外から先団に徐々に取り付く構え。そしてそれに呼応するように動いていったオルフェーヴル。その先団に取り付くスピードが物凄く速かった。先に動いたゴールドシップをあっさり交わしさり先団へ。その先団の馬たちも一気に交わしさり4角入口では2番手。直線手前で先頭に立ち、もう勝負あり。それほどスピードの差が歴然としていた。直線に入るとオルフェーヴルは後続との差を広げていき最後は8馬身差の圧勝。2番手にウインバリアシオン。3着にゴールドシップという結果。勝ち時計は60.8-60.8=2.32.3。やや速いMペース。かなり時計のかかる馬場だったので勝ち時計は速くはなかったです。淀みのない流れで行きスパートの位置が速くなったので先行勢には厳しい展開だったと言えます。引退レースを勝利で飾ったオルフェーヴル。最後にとんでもないレースをやってのけました。やはり本来の姿ではなかったみたいですがそうとは思えないとてつもない強さ。この馬の能力は計り知れないものがあります。ここまで圧勝されると引退が本当に惜しいですね。2着ウインバリアシオン。スタートしてからポジションから徐々に下げていき、直線に賭け2着確保。現地点での能力は出した。3着ゴールドシップ。3コーナーでオルフェーヴルにあっさり交わされてしまいました。でもそこから競馬をやめることなく最後まで走り切ったのは良かった。完全復活まであと少し。6着カレンミロティック。先行勢では最後まで抵抗して一番残った。今後も期待できると思います。11着アドマイヤラクティ。見せ場なく沈んでいきました。4角で挟まれたのが痛かったか。16着にトーセンジョーダン。ずっと外を回さていたし、有力馬が早めにまくってくる流れ。今回は展開が向かなかった。馬券は馬連、3連単が的中!今年ずっとマイナス収支でしたが最後大どんでん返しでプラス収支に持っていけました。戦前は盛り上がりに欠けるなんて言われていましたが、全くもってそんなことはなくレースも馬券も最高の結果になり思い出に残るいいレースでした。来年もいい結果が出るようにがんばります。

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